NYXARIA JOURNAL / 2026.09.09

受注生産でサイズ交換できないTシャツの選び方

受注生産は客都合の交換不可。だから平置きで身幅を測りS45.7〜3XL71.1cmの表と合わせ、迷えば着丈2.5〜2.6cm刻みで決める。製造2〜5営業日・配送1〜8営業日の間に、注文前の採寸を済ませ、不良は到着後30日以内に連絡する。
受注生産でサイズ交換できないTシャツの選び方

受注生産のTシャツは、注文が確定した時点から1点ずつ作られる。だから客都合での返品や交換、注文後のキャンセルはできない。届いてから「やっぱりワンサイズ違った」と思っても、取り替えてもらう仕組みは用意されていない。注文ボタンを押す前にサイズを決め切っておく必要があり、そのための手順を先に固めておくと迷いがなくなる。

客都合の交換ができないことを、先に確認する

1点ずつ製作する受注生産のため、客都合の返品・交換・注文確定後のキャンセルはできない。サイズ違いや「イメージと違った」という理由での交換は対象外になる。この条件を了承したうえで注文するのが前提になる。

ただし、何の救済もないわけではない。不良品や誤った商品が届いた場合は、到着後30日以内に注文番号と写真を添えて連絡すれば対応の対象になる。客都合の交換とは別の窓口として、この30日以内という期限だけは覚えておく価値がある。

連絡するときは、注文番号と、不良箇所やラベル表記が確認できる写真を添える。この2点さえそろっていればやり取りが一度で済みやすい。サイズ違いはこの対象には含まれないが、不良や誤配送までもが救済されないわけではないという線引きは、注文前に押さえておいたほうがいい。

手持ちの一枚を平置きで測る

サイズ選びの起点は、いま持っている服を平置きにして測ることになる。脇の下から脇の下までを直線で測れば身幅、肩の縫い目から裾までをまっすぐ測れば着丈がわかる。普段よく着ていて、着心地に不満のない一枚を選んで測るのが近道になる。

測るときは、生地を引っ張らずに置いたままの状態で採寸する。伸びきったヘビロテの一枚や、逆に一度も洗っていない新品は数字がずれやすいので避けたほうがいい。身幅と着丈をそれぞれ2回測って同じ数字になるかを確かめると、思い込みでサイズを決める失敗を防げる。

サイズ 身幅 着丈 袖丈
S 45.7cm 71.1cm 20.9cm
M 50.8cm 73.7cm 21.6cm
L 55.9cm 76.2cm 22.2cm
XL 61.0cm 78.7cm 22.9cm
2XL 66.0cm 81.3cm 23.5cm
3XL 71.1cm 83.8cm 24.1cm

測った数字をこの表と突き合わせるだけで、S45.7cmから3XL71.1cmまでのどこに位置するかが決まる。ぴったり一致しなくても、一番近い数字のサイズが候補になる。着丈も同時に見ておくと、身幅だけで迷ったときの判断材料が増える。

身幅を最優先にする

サイズを1段階上げると、身幅はS45.7からM50.8、M50.8からL55.9、L55.9からXL61.0と、いずれも5.1cmずつ広がる。XL61.0から2XL66.0だけは5.0cmとわずかに小さいが、2XL66.0から3XL71.1は再び5.1cm。ほぼ一定のペースで身幅が増えていく。

胴回りの窮屈さや余裕は、この身幅の数字がそのまま効いてくる部分になる。着丈が多少長くても短くても着こなしで調整できるが、身幅だけは生地を横に伸ばさない限り変えようがない。着丈や袖丈より先に、平置きで測った身幅をサイズ表の身幅と合わせることを優先したほうがいい。身幅の判断そのものをもう少し詳しく知りたいときは身幅と着丈の記事が参考になる。

迷ったら着丈で決める

身幅で2つのサイズの間に挟まれて決めきれないときは、着丈で選ぶ。着丈はS71.1からM73.7、L76.2、XL78.7、2XL81.3、3XL83.8と、1段階ごとにおよそ2.5〜2.6cmずつ伸びる。身幅ほど差が大きくないぶん、着丈のわずかな違いが最後の決め手になりやすい。

裾が長めに落ち着く印象がほしいなら着丈が長いほうのサイズを、今と同じ丈感を保ちたいなら短いほうのサイズを選ぶ。身幅が同じくらい合っている前提での、最終調整という位置づけになる。

平置きで測った身幅が、たとえば63cm前後でXLの61.0cmと2XLの66.0cmのちょうど中間に近いときは、着丈もあわせて見る。着丈がXLの78.7cmに近いならXLを、2XLの81.3cmに近いなら2XLを選ぶと、身幅と着丈のどちらかだけがずれるという事態を避けやすい。

採寸から到着までの日数を、選ぶ時間に変える

受注生産は注文が確定してから1点ずつ作られるため、店頭で試着してから買うという工程がそもそも存在しない。製造に2〜5営業日、そこから届くまでの国内配送に1〜8営業日。合わせると最短3営業日、最長13営業日というまとまった日数が、注文から手元に届くまでの間に挟まる。

この日数は、届いてから試すための猶予ではない。注文が確定した瞬間に製作が始まり、その後は客都合でのキャンセルも交換もできなくなる。つまり、確認する余地があるのは注文ボタンを押す前の数分間だけで、そこを過ぎると2〜5営業日の製造と1〜8営業日の配送は、ただ待つだけの時間に変わる。到着してからの調整はできない代わりに、注文前に使える時間は確かにある。配送の工程をもう少し詳しく知りたいときは配送日数の記事にまとめている。

それでも迷ったときの最終確認

サイズ違いを見越して2枚を試しに注文する、という選択肢も現実的ではない。送料は全国一律700円で、商品小計20,000円以上になると無料になるが、サイズ違いをやり直すために2回注文すれば、その送料や製造・配送の日数がそのまま重複する。最初の1回で決め切る前提に立ったほうが、結局は早い。

手順を並べると、平置きで身幅と着丈を測る、身幅をサイズ表と合わせる、身幅で迷ったら着丈で決める、という順番になる。そのうえで客都合の交換ができないことと、不良・誤配送なら到着後30日以内に注文番号と写真で連絡できることの両方を踏まえて注文する。交換ができない条件そのものへの向き合い方は不良時の連絡手順の記事にも詳しい。

サイズの考え方が固まったら、アイテム一覧から色柄を選ぶ段階になる。猫柄の一枚やモルモット柄の水彩デザインの一枚も、実寸表と平置き採寸の手順は今回と同じものが使える。サイズさえ決まれば、あとは柄とカラーを選ぶだけの段階になる。