NYXARIA JOURNAL / 2026.09.04

受注生産の服が残らない理由|最短3営業日・最長13営業日の中身

注文が確定してから1点ずつ生地を動かす受注生産は、届くまでに最短3営業日・最長13営業日かかります。その代わりサイズと色が売り切れで消えず、返品や注文確定後のキャンセルができない理由もこの仕組みから説明します。送料のラインも書きます。
受注生産の服が残らない理由|最短3営業日・最長13営業日の中身

注文したTシャツが、なぜ翌日に届かないのか。ネット通販に慣れていると、この疑問は自然に浮かびます。答えは単純です。注文が確定してから、初めて生地に絵柄を乗せる作業が始まるからです。倉庫に完成品が積み上がっているわけではなく、注文の数だけ、1点ずつ作られています。

注文が先、生産があとという順番

先に大量に作ってから売るのではなく、売れた分だけをそのつど作ります。この順番が逆の店では、サイズや色によって売れ残りが生まれ、それが在庫として積み上がっていきます。NYXARIAの服は、注文が確定して初めて生地が動き出す仕組みです。

作りすぎた分が発生しないので、シーズンオフに値下げして売り切る必要もありません。その代わりに、注文から発送までの間に製作の時間が挟まります。この時間の中身を、次に営業日で分解します。

最短3営業日、最長13営業日という日数の中身

製造にかかる日数は2〜5営業日、発送後の国内配送は1〜8営業日が目安です。両方を足すと、最短で3営業日、最長で13営業日になります。

最短 最長
製造 2営業日 5営業日
発送後の国内配送 1営業日 8営業日
合計 3営業日 13営業日

ここでいう営業日は土日祝日を含みません。金曜日に注文が確定すると、製造の2営業日目は翌週にずれ込み、カレンダー上の日数はさらに伸びます。届いてほしい日が決まっている場合は、最長側の13営業日を基準に逆算しておくと安全です。

丸胴とテーピングという、時間のかかる仕様

製造日数の中身は、絵柄を印刷して終わりではありません。ボディは丸胴(脇に縫い目がない筒状の編み地)で作られ、肩から肩までテーピングが入り、センターの折り目を抑えるクォーターターンという仕上げも加わります。原産国の表記が「いずれか」になっているのも、この工程を複数の拠点で分担しているためです。

1枚ずつプリントしてから検品する分、大量に刷って積んでおくやり方より工程の数は多くなります。その工程を、注文が確定してから初めて動かす設計にしたのが受注生産です。

在庫を持たないから、サイズも色も消えない

完成品を並べて売る店では、人気のサイズやカラーから先に売り切れて棚から消えます。受注生産にはその現象が起きません。サイズはSから3XLまでの6段階で、身幅で見ると1サイズごとにおよそ5cmずつ大きくなり、いつでも同じ6サイズから選べます。実寸は次のとおりです。

サイズ 身幅 着丈 袖丈
S 45.7cm 71.1cm 20.9cm
M 50.8cm 73.7cm 21.6cm
L 55.9cm 76.2cm 22.2cm
XL 61.0cm 78.7cm 22.9cm
2XL 66.0cm 81.3cm 23.5cm
3XL 71.1cm 83.8cm 24.1cm

手持ちのTシャツを平置きで採寸し、この数値と突き合わせれば、届く前にサイズ感を確認できます。身長や体重から一律に当てはめるより、この照合のほうが確実です。

カラーもBlack、Navy、Sport Grey、Whiteの4色が常に選択できます。Sport Greyだけはコットン90%・ポリエステル10%の混紡で、他の3色のリングスパンコットン100%とは風合いがわずかに異なります。生地の厚みはどのカラーも4.5 oz/yd²(153 g/m²)で共通です。

たとえば禁断の果実をモチーフにした両面プリントのNOCTURNE EDEN GUINEA Tシャツは、価格4,500円でこの6サイズ・4色から選べます。花をあしらった両面設計のEMERALD BLOOM CAT Tシャツも条件は同じです。どちらも「サイズが残っているうちに」と急いで決める必要がありません。

キャンセルや返品ができない理由も、ここにある

NYXARIAでは、客都合による返品・交換・注文確定後のキャンセルを受け付けていません。冷たく聞こえるかもしれませんが、理由は在庫を持たない仕組みそのものにあります。

棚に並んだ完成品を返品してもらう店なら、戻ってきた1着を次の誰かに売れます。受注生産では、注文が確定した瞬間にその人のためだけの生地とプリント作業が動き出すため、途中で止めても他の注文には回せません。「イメージと違った」という理由での交換も、同じ構造で難しくなります。不良品や誤った商品が届いた場合だけは例外で、到着後30日以内に注文番号と写真を添えて連絡すれば対応します。

プリントの仕組みと、洗濯で気をつけること

プリントはDTG(ダイレクト・トゥ・ガーメント)という方式です。インクを生地の表面に乗せるのではなく、繊維そのものに染み込ませます。色数を増やしても価格が変わらないのはこの方式ならではで、詳しい違いはDTGとシルクスクリーンの違い|色数と価格の構造で比較にまとめています。

洗濯は裏返して冷水・弱水流にし、漂白剤・柔軟剤・ドライクリーニングは避けます。乾燥は低温か吊り干しで、アイロンをかける場合も裏返して低温、プリント面には直接当てません。染み込んだ部分は繊維の動きが周囲と変わるため、強い摩擦や高温は避けたほうが長持ちします。

送料と、枚数を増やすと変わるライン

送料は全国一律700円です。商品小計が20,000円以上になると、送料は無料になります。4,500円のTシャツを4枚買うと18,000円で、まだ700円の送料がかかります。同じ商品を5枚にすると22,500円になり、ここで初めて送料無料のラインを超えます。NOCTURNE EDEN GUINEAとEMERALD BLOOM CATを2枚ずつ組み合わせても、合計は同じ4枚18,000円ですから結果は変わりません。

1点ずつ作る仕組みだからといって、注文できる枚数に上限があるわけではありません。届くまでの営業日が延びる代わりに、欲しいサイズと色を選べなかったということが起きにくい設計です。最新の展開は新作コレクションでまとめて確認できます。

日数の内訳をさらに細かく知りたい場合は受注生産のTシャツは届くまで何日?工程と送料・返品条件を全部書きますで工程ごとに分けて書いています。キャンセルの条件だけを確かめたいときは受注生産のTシャツがキャンセルできない理由と確かめておく3つもあわせて読んでおくと安心です。